今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

家族のカタチ

↑祝・60歳!


こんばんは。


今日は、とある記事を読んで、「完璧な家族とはなにか」を考えた。

(相手へ迷惑がかかると嫌なので、敢えてリンクははらない)

うまくまとまるかわからないけど、おつきあいいただけたら幸いです。


うちの実家は、ごく一般的な家族構成。

父、母、私、妹、弟。

父は会社員、母は専業主婦。

誰かが大きな病気や障害を抱えることもなく、お金に困ることもなく、今まで幸せに暮らしてきた。

私と妹はすでに嫁ぎ、あとは弟を残すのみ。

弟とは年の差があって、かなり若いので、結婚はまだ先になると思う。


ハタからみたら、「完全な家族」に見えるんだと思う。

でも、その中に、不完全な要素が潜んでいる。


それが、私だ。


実は、母は私が物心つく前に離婚して、今の父と再婚してるのだ。

言ってみれば私は連れ子で、父とは血のつながりがない。

これは、「完全な家族」とは言えない要素だ。

だって、家族なのに血が繋がってない。

家族なのに、他人なのだ。


先日、必要があって自分の戸籍謄本をとったのだけど、その時にまざまざと見せつけられた。

私の父の欄には、顔も知らない男の名前が書かれている。

私はその男の長女であり、今の父の養女なのだ。


とはいえ、私と父の関係は、極めて良好である。

別に、いつもメールや電話をするようなベタベタな関係ではないが、誕生日があれば祝うし、一緒に出かけることもある。


父は私を他の兄弟と分け隔てなく愛情をそそいでくれたし、それは、とてもすごいことだと思っている。

いくら感謝してもしきれない。

孫のこともとても可愛がってくれている。

自分には、一切似てもいない孫を。


それでも、うちの家族は「完全な家族」ではないのだろうか?

そもそも、「完全な家族」とはなんなのか。

そんなもの、この世に存在するのだろうか?


血のつながりだけが家族じゃないと思うし、心のつながりだけが家族でもないと思う。

幸せのカタチも多様化してる現在、「完全な家族」なんて、きっと存在しない。

というか、どんな家族であれ、それが家族である限り、「完全な家族」なのだ。


最後は言葉遊びみたいになってしまったけれど、それでいいのではないかと思う。

虐待、DV、モラハラ、ひきこもり、いろんな問題を抱えた家族がいるだろう。

でも、問題の大小の差はあれ、問題を抱えてない家族なんていないと思う。

それでも、それが家族である以上、家族で乗り越えていくしない。

・・・家族って、なんだろうね?


全ての家族が幸せになれるよう、おせっかいな願いを込めて・・・。


それでは。


↑セミロングとミディアムの間らしいよ。