今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

ナスとキュウリと牛と馬

↑ってことで。


こんばんは。


先日、長男と歩いている時に、道に干からびたナスとキュウリが転がっていました。

ナスとキュウリには割り箸が刺さっていて、ビビりで虫嫌いの長男は、大きな虫と勘違いして、盛大にビビっていました。

私は年長児の長男にどう説明したものかと悩んで、

「お盆には死んだ人の霊が帰ってくるんだけど、キュウリの馬に乗って急いで帰ってきて、戻る時はナスの牛に乗ってゆっくり戻って行くんだよ」

とだけ伝えました。

長男は、わかったのかわからないのか「ふーん」とだけ言って、特に追求はしてきませんでした。


お盆にナスとキュウリのお供え物を見るのは久しぶりでした。

私が幼少の頃は福島に住んでいて、両親の実家は共に東京でした。

盆と正月には東京の両親の実家に、数日ずつお泊まりするのが決まりでした。


父の実家では、お盆になると迎え火をたき、前述のキュウリとナスのお供えをして、お坊さんがお経をあげにきました。

お盆らしいお盆の記憶は、ほとんど父の実家での記憶です。


私が高校を卒業し、実家を出てから、父の実家にはなかなか足を運ばなくなったと記憶してます。

一つには、祖父が入院したことも要因だったかもしれません。

病院へのお見舞いは、何回か行った記憶があります。

前に記事にしたとおり、私は母の連れ子で、父方の祖父母とは血のつながりがありませんが、どちらにもとても可愛がってもらってました。

(参照:家族のカタチ - 今日の良かったこと

もう、その祖父母もいないのだけど。

今は、伯父夫婦がその慣習を引き継いでやっているのだろうか?

その辺はよくわからないけれど、続けていてくれたらなぁ、と思います。

また、伯父夫婦には子供がいないので、うちの弟がゆくゆくはお墓を守ることになりそうなんだけど、そうした慣習を引き継いでいけるかな?

そもそも、弟はその慣習を知っているかしら?

歳が離れているので、覚えていないと言われてしまえばそれまでですが。

明日、私の実家に帰るので、それとなく思い出ばなしでもしてみようかな。


最近、お盆ということで、故人となったお父様の思い出を語るエントリーを幾つか読みました。

育ての父は健在だけど、血のつながりのある父の所在はわからない。

そもそも、顔も知らない。

普段は全然意識してないし、思い出すこともないんだけど、それでも、「父」の話題は、少しだけ私の心を揺らすものがあります。

私の顔は、全く記憶のない父に似てるのだろうか・・・。


お盆ということで、父の実家の記憶から派生して、取り止めのないことを思い出しました。

父方の祖父母のお墓は少し遠いので、なかなか足が遠のいているけど、祖父の命日である冬頃には、お墓参りに行けるといいな。


お盆といえば、キュウリの馬にナスの牛。

迎え火と送り火

お坊さん。

そういえば、花火もやったなぁ。


今日は旦那さんの実家に弟家族もやってきて、一族で賑やかに過ごしました。

みんなで花火もやりました。

二人の子供達のお盆の記憶として、楽しい思い出が残ってくれたらいいな、と、思います。


それでは。


↑お盆なので、珍しく一泊してきました。

次は大晦日かな?