今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

平成二十七年三月場所が終わりました

↑興奮した!


こんばんは、りょうです。

本日、平成二十七年大阪場所が終わりました。
優勝の行方が、千秋楽の結びの一番までもつれ込む、実に見応えのある場所になりました。
特に、十三日目からの三日間は熱かった。
テレビの前で、こんなにドキドキしたのはいつぶりだろう?
手に汗握る熱戦を楽しむことができました。

そんな熱い戦いを制したのは、今場所も横綱白鵬(はくほう)。
やっぱり白鵬は強い!!

今日は二敗の関脇照ノ富士(てるのふじ)が大関豪栄道(ごうえいどう)を力でねじ伏せる相撲で勝ち、二敗をキープ。
結びの一番で、一敗の白鵬が負ければ、二敗同士で優勝決定戦になる、という流れでした。
白鵬の相手は、照ノ富士と同じ部屋の横綱日馬富士(はるまふじ)。
弟弟子の照ノ富士のために奮起するのを期待して応援し、実際に、その気持ちが見て取れる程の気迫のこもった取り組みでしたが、あと一歩及ばず、最後は力尽きてしまいました。
でも、およそ2分の熱のこもった取組は、見ていて本当にドキドキし、興奮し、最高に面白かったです。
これぞ、相撲観戦の醍醐味!!

これで白鵬大鵬(たいほう)の優勝回数の記録を抜き、単独トップに。
また、二度目の六連覇も達成。
やはり白鵬、強かった。
これからどこまで記録をのばすのか。
楽しみです。

優勝を逃した照ノ富士も、十三勝二敗と、新三役での最多勝ち星を記録。
来場所も十三勝くらいすれば、一気に大関への期待も高まります。
敢闘賞と殊勲賞もダブルで受賞し、来場所が本当に楽しみ。
今場所は、白鵬大関琴奨菊(ことしょうぎく)などの格上の力士に気迫の相撲で白星を上げた反面、番付上では格下の魁聖(かいせい)相手に負けてしまったのが惜しかったと思います。
十五日間集中して、全力の相撲をするのは難しいと思いますが、白鵬の強さの秘訣は下位の力士相手の取りこぼしが少ないことだと思うので、その辺がしっかり勝てるようになれば、優勝もすぐ目の前なんじゃないかと思いました。

それにしても、今場所は横綱鶴竜(かくりゅう)の休場から始まり、遠藤(えんどう)、隠岐の海(おきのうみ)、安美錦(あみにしき)など、怪我人の多い場所でした。
怪我での休場は本当に悲しい。
特に遠藤は靭帯を損傷してしまい、下手したら半年くらいは相撲がとれず、幕下まで番付を下げるかもしれないとのこと。
休場まで至らなくても、怪我の影響で絶不調だった松鳳山(しょうほうざん)*1嘉風(よしかぜ)*2、誉富士(ほまれふじ)*3など、早く怪我を治して、本来の相撲を取り戻して欲しいです。

個人的に注目してる力士に関しては、美声のイケメン勢(いきおい)は八勝七敗でなんとか勝ち越し。
来場所は少し番付が上がるかな?
それでも、期待していたより勝てなくて残念。
肩の調子がまだ本調子ではない様子で、早く治して欲しいです。
美脚の長老、旭天鵬(きょくてんほう)は六勝九敗で、来場所幕内に踏みとどまれるかがちょっと心配。
返り入幕を果たした阿夢露(あむうる)は惜しくも七勝八敗と負け越して、来場所はまた十両に落ちると思われます。
なかなか幕内定着は難しい。

また、今場所は十両から戻ってきた臥牙丸(ががまる)が十一勝四敗と大暴れ。
来場所は、十両優勝した富士東(ふじあずま)が幕内に戻ってきそうなので、その活躍も楽しみです。


そんなわけで、三月八日から始まった三月場所もあっという間に十五日間を終えました。
今場所は伊勢ケ浜部屋の力士の絆が垣間見えたりして、ドラマ性の高い場所だった気がします。
純粋に取組を楽しむのもいいですが、やはり、十五日間の優勝をめぐった悲喜こもごもや、見え隠れする人間模様を妄想するのが、やっぱり楽しい(笑)
そして、一緒に語り合える仲間がいると、もっと楽しい。
ってことで、ちょっとでも興味をもってくれた方がいたら、ぜひ、相撲を観てみていただけたら嬉しいです。
チラッとでも観始めたら、きっとハマりますよ〜。

次は五月。
両国国技館で。
その時はみなさま、夕方になったらチャネルはNHKで!!


それでは。

↑本当に瓜二つだったけど、冷静に考えると営業マンの方がだいぶ若そうだったな。

*1:一勝十四敗

*2:五勝十敗

*3:六勝九敗