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今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

雨ふり

おはなし 日常

↑しとしと、ざーざー、ざんざん。


こんばんは、りょうです。

梅雨空の続く七月。
七夕の夜もあいにくの天気で、一夜明けてもまだ空は晴れぬまま。
出かけようと門をくぐったところで、ぽつと雨の音を聞き、慌てて傘を取りに戻った。
傘を開くと、ぼたぼたと水玉が当たる音が聞こえた。
思ったよりも、雨粒は大きいようだ。

地面に当たって跳ね返り、足元がしっとりと濡れていく。
足元の不快な感覚と引き換えに、傘に当たって弾ける雨音を楽しむ。
ぽつん、ぽつん、ぼた、ぼた、ぼつぼつ、ざー。
雨の強さや粒の大きさで、無限のリズムが広がっていく。
沈んだ気分を吹き飛ばすように、鼻歌でも歌ったらいい。

気分が上がりかけたところで、急に雨音が弱まった。
ぽつ、ぽつ、ぴちゃ、ぴちゃ、さーさー・・・。
気がついたら雨は上がって、それでも、見上げるとそこには白い雲。
雨上がりの青空が見えるのは、まだもう少し先のことになりそうだった。

雨が上がると、むっとした湿気が身体にまとわりつき、不快指数が急上昇。
こんなことならばいっそ、降り続けてくれていれば良かったのに。
知らずに汗が吹き出てきて、胸元を伝った。

午後にはまた雨の予報。
今度の雨は、どんな曲を奏でてくれるか。
鬱々とした季節なら、いっそそれを楽しんでしまえばいい。
大きな傘を片手に、白い曇り空を見上げた。


それでは。

↑ま、現実はこんなんですけどね。