今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

五分で分かる相撲用語講座【決まり手編】

↑そんな中、裸の漢たちの熱いバトルの話です。


こんばんは、りょうです。


さて、五分で分かる相撲用語講座も早いもので第三弾。

今回は、決まり手編です。

説明の中には、前回説明した用語も使われてますので、まだの方はこちらの記事からどうぞ。

五分で分かる相撲用語講座【技・その他編】 - 今日の良かったこと


大相撲の勝敗結果は、相撲協会が定めた技(決まり手)が82手と、非技(勝敗結果)が5手あります。

※非技とは、反則や相手のミスなどで勝敗が決した場合のこと。

中には、定められてから一度も使われてない決まり手もあるとか。

ここでは、よく聞く決まり手と勝敗結果をご紹介したいと思います。


寄り切り(よりきり)

一番よく耳にする決まり手なんじゃないかと思います。
四つに組んだ体勢で、自分の胸を相手の胸に密着させ、まわしをつかんだまま、相手を土俵の外に出す技。


寄り倒し(よりたおし)

四つに組んだ体勢で、自分の胸を相手に密着させて土俵の外へ倒す技。


浴びせ倒し(あびせたおし)

四つに組んだ体勢で、自分の胸を相手に密着させて、土俵上で倒す技。


押し出し(おしだし)

これもよく聞く決まり手の一つ。

相手の胸や喉、腋を押し、土俵の外に出す技。

途中まで寄り切りの体勢でも、土俵から出す時にまわしから手が離れていれば、押し出しになる。


押し倒し(おしたおし)

相手の喉や胸、腋を押し、土俵上や土俵の外に倒す技。


突き出し(つきだし)

相手の胸や顔を掌で突っ張り、土俵の外に出す技。
押し出しと区別がつきにくい。


突き倒し(つきたおし)

相手の胸や顔を掌で突っ張り、土俵上や土俵の外に倒す技。
突っ張り一発でノックアウトされた場合も、突き倒しになる。


上手投げ(うわてなげ)

よく聞く投げ技といったらこれかな。
上手から相手のまわしを引き、その上手から相手を投げる技。


下手投げ(したてなげ)

差し手でまわしを引いて、相手が寄ってくる際に差した方の足を基点に、もう一方の足を差し手の方に大きく開きながら、差し手を返すように投げる技。
一般的に、上手投げと下手投げで投げの打ち合いになった場合、上手投げの方が有利とされる。


上手出し投げ(うわてだしなげ)

上手で相手のまわしを取り、まわしを取らない方の足を引いて、相手を引きずるようにして自分の前方に投げる技。


下手出し投げ(したてだしなげ)

差し手で相手のまわしを取り、まわしを取らない方の足を引いて、相手を引きずるように自分の前方に投げる技。


小手投げ(こてなげ)

相手の片方の差し手を上手から抱えるようにとり、その組んだ腕に重心を預けるようにして投げる技。
まわしはとらない。
場合によっては相手に怪我(肘の靭帯損傷など)をさせることもある、危険な技。


掬い投げ(すくいなげ)

差し手でまわしをとらず、相手をすくうようにして投げる技。
柔道の掬い投げとは違うらしい。


首投げ(くびなげ)

自分の腕を相手の首に巻きつけて、ねじるようにして相手を投げ倒す技。


内掛け・外掛け(うちがけ・そとがけ)

自分の右(左)足を相手の左(右)足の内股に掛けて相手のバランスを崩し、仰向けに倒すのが内掛け。
自分の足を相手の足の外側から掛けて相手のバランスを崩し、倒すのが外掛け。


突き落とし(つきおとし)

片手を相手の腋にあて、背部などを突いて斜め下に落とす技。


引き落とし(ひきおとし)

相手の前に行こうとしている力を利用して、相手の腕や肩を正面から手前に引き、相手を倒す技。
前まわしを引いて倒す場合もある。


叩き込み(はたきこみ)

突きや押しの攻防の中で、身体を開き、相手の肩や背中をはたいて倒す技。
引き落としは身体を開かないので、そこで区別する。


肩透かし(かたすかし)

差し手を相手の腋にひっかけ、体を開きながら前に引き、もう一方の手で相手の方を叩き、相手を倒す技。


送り出し(おくりだし)

相手の背後に回り込み、後方から相手を押し、土俵の外に出す技。
相手の背後に回り込み、土俵上や土俵の外に倒せば送り倒しになる。


うっちゃり

土俵際まで追い詰められた力士が、腰を落とし身体をひねって、相手を土俵の外に投げる技。
最近は、あんまり見ない気がする。


ここからは、非技(勝負結果)

勇み足(いさみあし)

土俵際まで相手を追い込んだ力士の足が、相手より先に土俵の外に出てしまうこと。


腰砕け(こしくだけ)

相手が特に技をかけていないのに、体勢を崩して倒れてしまうこと。


つき手・つき膝(つきて・つきひざ)

相手が特に技をかけていないのに、土俵上に手をついたり膝をついたりしてしまうこと。


その他、反則でよくあるのは相手の髷をつかんだり、手を入れたりすること。
また、まわしが外れて局部が露わになってしまっても、反則負けとなる。(不浄負けともいう)
対戦中に時にまわしが外れそうになると、行司が待ったをかけて一時中断し、締め直すこともある。


よく耳にする決まり手は、こんなもんですかね。
他にもいろいろありますので、ご興味ある方は、各自Wikipediaをご参照ください(丸投げ感ハンパない)

まぁ、正直言葉で説明されてもピンとこないかと思いますので、とにかく、一度映像で観てみてください。
そのうち、決まり手のアナウンスが聞こえる前に、ある程度決まり手が分かるようになると思います。

習うより慣れよ!

(ちょっと違う)

次は、豆知識編でも書けたらいいかなぁ〜。


それでは。

↑懐かしい。