長男を妊娠・出産したときのお話
今日は昔話でも書こうかな。
— りょう (@ogataryo) 2015, 1月 15
↑とはいっても、たかだか六年前の話。
こんばんは、りょうです。
初めて妻が妊娠・出産した時はどうだったんだろうという話 - いつか朝日が昇るまで
こちらを読みまして。
私も長男の時の妊娠・出産を軽く振り返っておこうかなぁと思った次第です。
妊娠期
うちの場合は、入籍後すぐに妊娠が発覚しました。
のんびり新婚旅行の行き先とかを考えていた時期だったので、ただただビックリ。
でも、旦那さんが高齢であることや、私自身が不妊体質(多嚢胞性卵巣)であると診断されたことがあり、早めに子供をとは思っていたので、良かった。
授かりものとは、よくいったものです。
産婦人科を受診して、妊娠がちゃんと確定した日に、旦那さんがケーキを買ってきてくれて、二人でお祝いしました。
妊娠発覚と同時に、出血のため切迫流産と診断され、そのまま自宅安静。
当時はプログラマをしてたのですが、その仕事も急遽お休み。
一時は自宅安静は解除されるも、その後すぐに再度出血。
またもや自宅安静。
職場が少人数で一人欠けるとダメージが大きいこと、復帰してもすぐに出産で休まなければならないこと、職場が遠いので妊娠中の出勤に不安があることなどから、納得の上でそのまま退職することにしました。
退職はしたものの、切迫流産で自宅安静の身。
自宅のベットでただただ横になる毎日。
中途半端なところで仕事を辞めてしまった罪悪感や、流産の恐怖や、なんかいろんな感情渦巻いてました。
このころ、モンハンに夫婦でハマり、二人でひたすらモンハンをやってましたね。
外出できないので、ちょうど良かったです(笑)
安定期に入ると、出血もおさまり自宅安静も解除されたので、多少でかけたりもしました。
地域の母親学級に参加してママ友ができたり、産む予定の病院の両親学級に夫婦で参加したりしました。
ちなみに、出産は里帰り出産を選択。
とはいえ、実家は自宅からそんなに離れていないので、里帰り後も旦那さんとはちょくちょく会っていたし、入院中は毎日様子を見にきてくれていました。
妊娠後期は一時は逆子だったりもしましたが、健診時に先生がなおしてくれたりで、特に問題もなく経過。
溶連菌だかが陽性で出てしまって、破水後は観戦予防のため抗生剤の点滴が必要になりましたが、それくらいかな?
あぁ、カンジタになって膣錠処方されたりもしたかな?
まぁ、そこまで大きな問題もなく、過ぎていきました。
出産期
出産は破水から。
予定日の大分前、正期産(37週)に入ってすぐくらいでした。
話に聞く「ジャーッ!」って感じのではなく、「チョロッ」って感じで、破水なのかどうなのか自信がないくらいだったので、とりあえず病院に電話してみたところ、念のための受診をすすめられました。
そして、検査したところ、やはり破水だったため、そのまま入院。
入院したのが夕方だったので、夜中に陣痛がくればそれでよし、こなければ翌日促進剤で陣痛を促すことになりました。
夜中の陣痛に備えて、旦那さんは実家に待機。
あ、ちなみに、旦那さんは血が苦手なので、立会いはしない予定でした。
私も、そこまで望んでなかったので。
そして、何事も起こらず翌朝。
促進剤の錠剤が処方され、陣痛を待ちます。
・・・。
・・・。
・・・。
こないね?
うん、こないよ?
多少はお腹が痛くなった気もしますが、何事も起こらず入院二日目が終了。
翌日は、促進剤の点滴をすることに。
そして翌日。
促進剤の点滴をしてもらい、陣痛を待ちます。
・・・。
・・・。
・・・。
こないね?
うん、こないよ?
徐々に促進剤の量も増えていき、重い生理痛のような痛みは断続的にあるものの、それ以上にはならず。
入院三日目、終了。
点滴が終わると、その痛みも遠のいていく。
そして翌日。
前日とは別の種類の促進剤の点滴スタート。
・・・。
・・・。
・・・。
こないね?
うん、こないよ?
何このデジャヴ。
かなりの促進剤を投与しても、全然陣痛がこず、子宮口も7cmまで開いたものの、そこから開かず(通常10cmで出産になる)
これ以上やっても、母子ともにストレスがかかるだけということで、翌日の朝一番に帝王切開することに。
心身共にクタクタでやんした。
ちなみに、この三日間、旦那さんは仕事を休んで付き添っててくれました(事前に休み取れるように調整してた)
やはり、パートナーが近くにいてくれるというのは、心強いですね。
実母もちょくちょく顔を出してくれていました。
よく、陣痛中の取り乱した姿を見られたくないという妊婦さんもいますが、私は取り乱すほどの陣痛がこなかったので。。。
で、入院五日目に帝王切開で無事に出産。
いやー、長かったね。
帝王切開は半身麻酔なので、手術中も意識はあるのですが、正直あんまり覚えてないです。
初めてで緊張してたし、一晩猶予があったとはいえ、いきなりの帝王切開で軽くパニクってたし。
ただ、大きな病院で、研修医と思われる若い医師もたくさんいて、なんだか心強かったような?
手術室の緊張感は、なんともいえないですね。
あまり体験したくはないです(苦笑)
だいたい、手術を始めて50分くらいで赤ちゃんが出てきて、その後縫合とかがあって、全体で2時間弱で終わったと思います。
生まれた赤ちゃんは先に産科病棟に行っちゃって、取り残された感がハンパなかったです。
切り方は横切りで、ビキニラインすれすれのところに、笑顔の口のような跡があります。
本当にスレスレなので、普通にビキニで隠れる感じです。
緊急帝王切開なんかの場合は、縦に切ることもあるみたいです。
産後
産後は母子ともに健康そのもので、普通の日数で退院。
その後の健診でも、特に何かを指摘されることなく、今に至っています。
帝王切開の傷の痛みは、もう正直覚えていません。
産後一年くらいは、たまにピリピリ痛むことがあったかな?
まぁ、その程度です。
実家には1ヶ月半くらいお世話になってますが、ほとんど長男と一緒に寝て過ごしました。
長男がまた、下に寝かせようとするとすぐ泣く子で、とにかくずっと抱っこしてました。
自宅に戻る直前に、試しにうつ伏せにしてみたところよく寝てくれたので、それ以来お昼寝の時はうつ伏せで寝かせてました。
夜は、ベビーベッドは諦めて、添い寝に。
うつ伏せで放置するのは、突然死のこととかを考えると、怖かったので。
まとめ
長男の出産を通して思ったことは、妊娠・出産は何が起こるかわからないってことですね。
妊娠するまでは、不妊体質であることを除けば、健康そのものでしたし、まさか切迫流産や帝王切開を経験するとは思いもよりませんでした。
実家に近いからという理由だけで、特に深い理由もなく総合病院を選んだのですが、いざ、帝王切開となったときの安心感たるや、本当に総合病院を選んでいて良かったと思いました。
まぁ、病院食は正直美味しくなかったですし、部屋も六人部屋でキツキツで、快適な入院生活、とはいきませんでしたけど。
それでも、総合病院を選んで良かったです。
経膣分娩になみなみならぬ憧れをもっていたので、それが経験できなかったことは今でも残念で仕方がないのですが、やはり、優先すべきは子供の安全。
帝王切開も立派なお産。
子供が無事に生まれてきてくれれば、それでいいんです。
いろいろ大変だったけど、経済的なこととか、体力的なこととか、年齢的なこととか、なんかもろもろの心配事を考えなくていいなら、まだまだ子供を産みたいなぁ、と思います。
と、思うのは、私はあまりつわりがひどくないからかもしれませんが。
そんな感じで、ざっくりとではありますが、長男の妊娠・出産期の振り返りを終わります。
気が向いたら、次男の時のことも書こうかなぁ。
それでは。
あみちゃん、調子イイなo(*´ヮ`*)o
— りょう (@ogataryo) 2015, 1月 15
↑あさチャン大相撲(TBS系列平日朝6:20頃から)にハマってます。