今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

赤色の洗面器

↑頑張れ長男。


こんばんは、りょうです。

昨日、今日と、長男が「ママに怒られないこと」を目標に頑張って生活をしているらしい。
うーん、なんか、これでいいのか・・・って気もするのだけど、朝のおしたくとか、夜の食事とか、お風呂とか、とても楽であった。
長男が怒られないと次男も比較的穏やかで、私の気持ちも穏やかでいられるので、三人とも穏やかでいられるのだけど、果たしてそれが長男に負荷がかかるのかどうなのか。
「怒られないように」ってのも、引っかかるといえば引っかかる。

私自身、育児に家事に仕事にいっぱいいっぱいなのを言い訳に、怒りっぽいのは自覚してる。
なんとか怒らずに日々を過ごしたいのだけど、時間は有限であり、気力と忍耐も無限には湧き上がってこない。

兄弟でなるべく贔屓せず、と思っているけど、次男の方が小さく聞き分けも悪く暴れん坊なため、つい長男に我慢させる場面が多い。
こちらに余裕があれば、うまく次男の気をそらせながら、なんとか長男を優先させてあげたりもできるんだけど、余裕がないとつい長男に甘えてしまう。

よく喧嘩になるのが、食事中に口や手を拭く用の布巾の色。
赤と黄色、青と緑でローテーションで使っているのだけど、次男が「あか!!」とか「みどり!!」とか好きな色を使って、長男は残りの布巾を使っている。
まぁ、色なんて瑣末な問題だよな、なんて思っていたんだけど、先日、ふと、自分の子供の時の記憶が蘇ってきた。


私には、六歳年下の妹がいる。
あれは妹が喋れるようになってたのだから、たぶん私が小学校三年生くらいのときのことだと思う。
母が、赤と青の洗面器を買ってきた。
二人で仲良く使いなさい、と言う。
当時の私は赤の洗面器が欲しかったのだけど、私が「赤!」といえば、妹も「赤!」と言うに決まってるのだ。
ちょうど、そんな年頃だった。

そこで、母と示し合わせたかどうかは忘れたんだけど、私は即座に「青!」と言った。
すると狙い通り妹も「青がイイ!」と言い出した。
そこで私は恩着せがましく「えー、じゃあ、私、仕方ないから赤でイイやー」なんて言って、まんまと欲しかった赤の洗面器をゲットしたのだった。
その洗面器は、私が実家を出るまで、私の専用だった。


小学校三年生でも色にこだわりがあるんだから、年長の長男にだって、使いたい色はあるだろうなぁ・・・。
日頃、我慢ばかりさせてしまっているのだろうな。
それに気がついてからは、なるべく平等になるように、長男と次男に順番に選ばせられるようにしてるつもりだけど、やっぱりこちらに余裕がないと、つい長男に我慢させちゃうんだよなぁ。
いかんなぁ。

自分が長子だった分、一番上とはそんなもの、という思いもないわけではない。
兄弟平等なんてあり得ないのだ。
上の方が得するケースも、まれにあるし。

そう、長男が得するケースをもっと作っていけたらいいんだろうな。
後は、私が赤い洗面器をゲットしたような、ちょっと狡猾な方法も学んでもらって。
どこか、別のところで、バランスをとれれば、それはそれでイイ。

この前、長男とパパでお出かけをしてもらったんだけど、そういう機会を増やしていければいいのかな。
長男はみんなで行きたい気持ちもあったみたいだけど(笑)

本当に子育てって難しい。
兄弟って難しい。
兄弟がいて良かったって思えるような家庭にできるよう、多少の配慮は必要なんだろうなぁ。

さて、今日は2回くらい大きなカミナリを落とされた長男。
明日は怒られずにすむかしら?
朝の準備だけでも、スムーズにやってくれると、ママ嬉しいんだけどなぁ。
よろしく頼むよ〜。


それでは。

↑まんまとハマった・・・。