今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

平成二十七年九月場所が終わりました

↑あっという間の15日間。


こんばんは、りょうです。

横綱日馬富士(はるまふじ)の休場から始まり、三日目には横綱白鵬(はくほう)までが休場。
二人の横綱の休場で、一人横綱として土俵を守る鶴竜(かくりゅう)。
そんな九月場所でした。

序盤、勢いのあった関脇栃煌山(とちおうざん)は六日目に逸ノ城(いちのじょう)に負けるとそのまま失速。
終わってみれば八勝七敗と、辛うじて勝ち越しという結果に。

初日に白鵬に勝った小結隠岐の海(おきのうみ)は途中大関稀勢の里(きせのさと)や豪栄道(ごうえいどう)を破る活躍を見せたものの、六勝九敗と負け越し、来場所は平幕に下がることに。

逆に、序盤で負けがこんでた小結栃ノ心(とちのしん)は、中日から怒涛の八連勝で、終わってみれば十勝五敗と二桁勝利。
三役の地位を守り、敢闘賞を受賞しました。
一時は怪我で幕下まで番付を落としていたのに、よくここまで復活したな・・・と思うと、感慨深いです。
諦めないって、大事だなぁ。

また、二人の横綱と二人の大関を倒して好調アピールの嘉風(よしかぜ)は十一勝四敗の好成績で、殊勲賞と技能賞を受賞。
来場所は、三役に復帰するものと思われます。

14日目まで優勝争いに名を連ねていた(いきおい)は、十二日目からの三連敗が響き、惜しくも優勝は逃しましたが、千秋楽に落ち着いた相撲で白星をあげ、敢闘賞を受賞しました。
後半は、引いてしまって負けるという、よくないクセがでてしまっていたように思えるので、前半に見せていた前に出る相撲を徹底して、来場所も優勝争いに絡んで欲しいです。
来場所はかなり番付を上げ、上位の力士と当たると思うので、期待したいと思います。

そして、何よりのヒーローは、大関照ノ富士(てるのふじ)。
初日から怒涛の十一連勝。
圧倒的な力の差を見せつけるような危なげない取り組み。
これは、ダントツで照ノ富士で優勝決定かと思われましたが、十二日目で栃煌山に敗れると、翌十三日目の稀勢の里戦で膝を負傷。
すわ、休場かと思われましたが、周囲のとめるのを聞かず、強行出場。
しかし、やはり怪我の影響で、十四日目は豪栄道の前になすすべなく敗北。
これは、千秋楽の横綱戦も、とりあえず怪我が悪化しないように終わってくれれば御の字だ、と思いきや。
千秋楽の結びの一番。
十一勝三敗の大関照ノ富士と十二勝二敗の横綱鶴竜の取り組み。
照ノ富士が立会いから横綱を圧倒。
手負いの相手に油断したのかどうなのか、鶴竜はなすすべなく土俵をわりました。


もうね、思わず叫んだよね。
館内も大歓声!
まさか、まさかの、優勝決定戦。

優勝決定戦は、鶴竜がさすがの相撲であっさりと勝ちましたが、それにしたって照ノ富士。
怪我をしながらのあの相撲は立派。
もう、凄すぎる!!
十五日間、しっかりと魅せてくれました。

それにひきかえ・・・と、いきたいところですが、なんにせよ、鶴竜横綱になって九場所目で初めての優勝。
一人横綱でいろんなプレッシャーや葛藤があったことと思います。
これをきっかけに、ますます横綱らしく、魅せる相撲をしてくれることを期待します。

それにしても、いなくなってひしひしと感じる、横綱白鵬の存在感。
やはり、今の相撲界にはなくてはならない存在だと思います。
来場所には怪我を治して、また、大横綱として君臨して欲しいと思います。
そして、その白鵬に、新鋭照ノ富士がどう挑むのか。
少しずつ、しかし確実に世代交代の波がきてると思うので、ここの動向に注目していきたいところです。

来場所といえば、大関豪栄道が今場所まさかの負け越しで、来場所はカド番*1となります。
ここであっさり大関陥落とはならないとは思いますが、今場所のような取組をしていたら、危ないところです。
怪我でもしてるのかなぁ?
心配であります。

今場所も、いろんなドラマをみせてくれた大相撲。
次の場所は11月。
それまで、怪我を治して、稽古して、身体を作って、また、素晴らしい一番をみせてくれることを期待します。

あー、今から11月が楽しみだー!


それでは。

↑今日はお月見。

*1:負け越すと大関陥落。