↑世代が違いすぎて。ハタチの子の考えていることがわかればなぁ。←エスパーか。
— りょう (@ogataryo) 2016年11月1日
こんばんは、りょうです。
職場に、ハタチの新人さんがいるのですが、先日、その子の育成担当者に育成を手伝って欲しいとのオファーがありました。
まあ、手伝うこと自体は別にいいんです。
というか、言われなくてもさりげないフォローとかはこれまでもしてきたつもりだし。
それはいいんですけど。
こう、改めて「育成」とか言われちゃうと、いろいろ考えちゃうなぁ、と。
彼女が入社してから今までのことを思うと、もう少し改善できたら、思う部分は多々あるんですけどね。
ただ、それをどこまで要求していいのかという、さじ加減がすごく難しいのです。
私たちの仕事は、基本的には与えられた仕事をこなすのではなく、自分で仕事を見つけてこなしていかなければならない職種です。
お給料は成果報酬なので、ゆるく働いて成績が上がらなければお給料は下がるし、バリバリ働いて成績を上げればお給料も上がります。
基本的には、最低限の仕事さえしてれば、文句を言われる筋合いはないわけです(会社としてはバリバリ働いて欲しいでしょうが)
私自身は、現在は育児優先で仕事の方はぼちぼちでいいかなぁ、なんて勝手に思っているので、のんびり仕事をしてる訳です。
ハタチの彼女はまだ独身ですが、働きぶりをみるに、そこまでバリバリ働いてバリバリ稼ぎたいタイプではないようです。
ただ、まだハタチなので、「バリバリ」というのがどういうことかをわかっていない部分もあるとも思うのです。
何せ、学生からバイトを経て、初めての正社員なのですから。
職場の先輩で、独身時代から働いていて、現在も子供がいないので、仕事優先でバリバリ働いている人がいます。
営業という仕事の特性上、どうしても勤務時間外に客先に出向かなければならない事態もあるのですが、その先輩は遅くまで仕事をしたり、休日出勤をしたりして成績を上げています。
私みたいな子持ち主婦だと、保育園のお迎えなどの関係で、残業ができなかったり、なかなかそこまでできないのが現状なのですが、子供がある程度手が離れたら、私もそうなるのかなぁ、なんて漠然と思ったりして。
ハタチの彼女は子供がいないので、残業や休日出勤が可能か不可能かで判断すれば、可能だと思います。
ただ、定時がある以上、それをこえて仕事をすることを推奨するのは、モラル的にどうなのか、という葛藤があったり。
自発的に、遅めの時間も活動するよう促せないものかと思ったりもするのですが、「おいおい、それじゃあブラック企業じゃん」なんて心の中でツッコミが入ったり。
でも、平日の定時内で、それなりの成果を上げるというのは、なかなか難しいのが現状だったりして・・・。
私自身も、どうしてもの時は残業したり、休日出勤はしてたりするのですが、それを他人に求めるのはね、どうなのかとね。
査定の月などは、成績が足りなくて必死にバタバタしたり・・・ね?
先日、別の部署の50代の先輩に、「ハタチの彼女はいつも定時で帰ってるけど、独身なのだからもっと働けないのか」と聞かれたことがありました。
自分が直属の上司なら、そう指導する、と。
この言葉は、彼女の成績を思って、100%親心から出た言葉なのです。
独身のうちにバリバリ働いて訪問先を増やしておけば、いずれ結婚して子供ができて働き方をセーブしなければならなくなっても、安定した成績を上げられることが期待できます。
だから、今のうちに、という思いは、私もよくわかるのです。
危惧するのは、その価値観がキチンと伝わるのか、というところで・・・。
これだけ、ブラック企業な働き方が騒がれてる現代で、ネット大好きなハタチの女子に、昔ながらの残業バリバリして、成績ガンガン上げようぜ!みたいなのが、通じるのかどうか・・・。
言ってしまって、いいものなのかどうか・・・。
彼女の価値観は、一体どこにあるのか。
はかりかねているところであります。
とりあえず、私にできることとしたら、勤務時間内にいかに効率よく仕事をするかを教える、ってことになるのかなぁ。
・・・って、そんなん私が知りたいわ!!!
あー、育成って、大変よねー。
ましてや世代が違うと、価値観も同世代よりもさらにズレるだろうし、難しいわー。
今日、たまたまそのハタチ女子と40代上司と30代先輩と四人で一人で外食が出来るかどうかの話になったのですが、40代の上司だけちょっと抵抗があるって事だったんですよ。
もちろん、こんなのは個人差だし、40代でも平気な人は平気だし、若くてもダメな人はダメなんでしょうが、上司が抵抗を感じるのは、世代もあるかもしれないね、という話になりました。
30代以下の私たちはファーストフードに馴れ親しんだ世代なので、一人でそういうお店に入ったりするのに、そこまでの抵抗がないのかもしれない、と。
昔はそこまで外食産業も盛んではなかったでしょうし、気軽に一人で立ち寄れるお店も少なかったのかもしれません。
そういえば、ヒトカラなんかも最近はすっかり市民権を得て、ヒトカラ専門店なんかもありますが、ちょっと前までは「一人でカラオケなんて寂しい奴」みたいな雰囲気でしたもんねぇ。
外食一つとっても、世代で価値観が変わることを思うと、働き方の価値観なんてもっと違うだろうなぁ。
その辺、本人の考えをヒアリングしてみればいいのかな?
しかし、果たして私がそこまでするべきなのか?
どこまで手出ししたらいいんだ?
うーん。
頭を悩ませております。
子育てもそうだけどさ、人を育てるって、本当に難しいよねぇ・・・。
とりあえず、手探りしながらやっていきたいと思います。
それでは。
↑この辺の本を読んだら、何か答えが見つかるかしら・・・。
↑現場は頑張ってると思うのよ・・・多分。単純な批判だけじゃなく、何か解決策を・・・!三重の野菜高騰で給食2日休止問題。
— りょう (@ogataryo) 2016年11月2日
批判してるのが多いのはいいんだけど、矛先は間違わないで欲しいなぁと思う次第。
現場は、外野が想像してるよりずっとカツカツで献立組んでるハズ。
こういう不測の事態には、国からの補填とかの仕組があってもいいのではないかと思う。