帝王切開について語ってみた
もうすぐ旦那さんの誕生日なので、長男にプレゼントは何がいいか相談したら、
「からしがいいんじゃない?」
って言われた。
— りょう (@ogataryo) 2014, 5月 30
↑そんな長男(5歳)
こんばんは。
この記事を読みました。
実は、私も二人の息子を帝王切開で出産しています。
長男出産のときに、破水後に陣痛がちゃんとこなくて、3日間微弱陣痛の末、帝王切開となりました。
次男は、単純に1人目が帝王切開だったために、2人目も帝王切開になりました。
(1度子宮にメスを入れていると、出産の圧に耐えられなくて、破裂してしまうリスカがあるのだとか。
そのため、1人目が帝王切開だと、その後も帝王切開になることが多いです。
一部、帝王切開で出産後でも自然分娩できる産院もありますが、ある一定の要件を満たしてる産院でなくてはいけないようです。)
長男のときに、帝王切開が決まった時は、3日間も微弱陣痛とたたかって、疲れやら不安やらでパニック状態でした。
そんな中、1番優先すべきは子の安全ってことで、よくわからないまま、手術の同意書だの、麻酔の同意書だの、輸血の同意書だのにサインをしました。
緊急ではなかったので、帝王切開が決まってから、一晩猶予があったのですが、心身共に疲れ果て、泣いてしまったりした私に、ある助産師さんが励ましのお手紙をくれたりしました。
翌日、朝一番での手術のはずが、緊急の患者さんがきたとのことで、飲まず食わずで散々待たされ、結局出産したのは夕方でした(苦笑)
長男の出産は、破水から散々待たされて、待たされての出産だったなぁ・・・。
ちなみに、長男を出産したのは、都内の大学病院。
妊娠経過などに問題があったわけではなく、ただ単純に、実家から近く、旦那さんの職場からも近かったから選びました。
結果的に帝王切開になってしまったので、大きな病院というのは、安心感がありました。
食事はまずかったけど(笑)
で、そんな経緯でなんとかかんとか長男を出産した後、おばに電話で報告したところ
「じゃあ、産みの苦しみは味わってないのね」
と言われました。
いろいろとデリカシーのない言動の多いおばなのですが、このセリフは多分、一生忘れません。
でも、こういう考えする人、多いんだろうなぁ・・・。
よく考えてくださいよ。
こちとら出産のために腹切り裂かれてるんですぜ?
どこが苦しくないと?
私は自然分娩を経験したことがないので比べようもありませんが、1人目帝王切開で、2人目を自然分娩したママ友さん達は、口を揃えて
「自然分娩は産後の回復が帝王切開に比べてとにかく早い!」
と言っていました。
出産って、ゴールではなくスタートなので、後が楽っていうのは、とても大事な要素です。
産んだ後が大変な帝王切開なんて、一体どこが楽なんだ?
お産で一番大事なのは、母子ともに無事であることだと思っています。
その形なんて、どうだっていいんです。
自然だろうが、無痛だろうが、水中だろうが、畳の上だろうが、自宅だろうが、手術だろうが。
楽なお産なんてないと思うので、どんな出産の形であれ、産婦さんと赤ちゃんには、ねぎらいの言葉をかけてあげて欲しいと思います。
ちなみに、私は幼い頃から自然分娩に対してなみなみならぬ憧れを持っていたので、それを経験できなかったのは、とても残念です。
陣痛とか、どれだけ痛いのかなぁ・・・。
経験してみたかった。
でも、形はどうあれ、可愛い息子2人に恵まれ、元気に生まれて育ってくれているので、私は幸せです。
帝王切開だって、立派なお産。
自信持って、子育てしていきたいです。
おしまい。
ちなみに、無痛分娩に関しては
こちらの記事を見つけましたので、リンクしておきます。
ついでに、同僚にも「もうすぐ旦那の誕生日なんだよねー」って言ったら、
「なんだっけ?マスタードだっけ?」
って言われた。
うちの旦那って一体・・・。
— りょう (@ogataryo) 2014, 5月 30
↑もういっそ、からしでいいかな?