今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

平成二十八年九月場所が終わりました

↑千秋楽。


こんばんは、りょうです。

タイトル通り、九月場所が今日で終わりました。
あっという間の二週間でした。
結果は、昨日記事にしたとおり、大関豪栄道(ごうえいどう)の優勝、しかも全勝での優勝で幕を下ろしました。
カド番からの全勝優勝は史上初、初優勝で全勝なのは平成六年の武蔵丸(むさしまる)以来と、珍しいことづくめの優勝でした。
改めて、優勝おめでとうございます!!
これで、来場所は大事な綱取りの場所となります。
この好調を維持して、一気に横綱まで登りつめることができるか?
楽しみです。

今場所、綱取りが期待されていた大関稀勢の里(きせのさと)は、終わってみれば10勝5敗。
なんとか白星を二桁にのせたところはさすがですが、これで綱取りは一旦白紙です。
プレッシャーから解放されて、のびのびとした相撲が取れることを期待します。
また、現在年間最多勝一位ということで、こちらの行方も気になることころです。
九月場所終了時点で、
稀勢の里 57勝
日馬富士 56勝
白鵬 51勝
豪栄道 47勝
日馬富士星一つ差なので、まだどうなるかはわかりませんが、こちらも注目していきたいです。
もし万が一、来場所優勝せずに最多勝を取れば、史上初のことになるとか。
年間通してここまで安定した白星をあげられるのに、どうして優勝できないのか・・・。
大一番をことごとくものにできない稀勢の里の弱さが如実にあらわれてしまっている記録です。
今回の豪栄道の優勝で、現役大関の中でまだ優勝経験がないのは稀勢の里だけに。
思うところはいろいろあると思いますが、これを発奮材料に、来場所こそは!

三賞は、殊勲賞が二横綱大関を破った隠岐の海(おきのうみ)。
勝ち越せて良かった!
来場所は、関脇になりそうです。
敢闘賞が二横綱大関を破り二桁の白星をあげた関脇高安(たかやす)。
先場所も11勝しているので、来場所の成績いかんでは大関昇進もありえます。
技能賞は最後まで優勝争いに加わっていた遠藤(えんどう)。
怪我を克服し、最後まで落ち着いた相撲で13勝2敗。
成績だけ見れば、優勝しててもおかしくない成績です。
来場所は、番付をかなり上げて、横綱大関ともあたると思われるので、復活した遠藤がどこまで通用するのか、とても楽しみです。

その他、個人的な注目ポイントとしては、御嶽海(みたけうみ)が10勝5敗の好成績で、来場所の新三役が濃厚なこと。
上位初挑戦で負け越しはしましたが、貴ノ岩(たかのいわ)がなんだかすごく強くなった感じがしたこと。
前半上位戦がが続き、七連敗だった正代(しょうだい)が終わってみれば7勝8敗と、負け越しはしたものの、それなりの成績で千秋楽を終えたこと。
このあたりでしょうか。

十両は、大輝(だいき)が優勝し、来場所の新入幕がほぼ確定しました。
まだ大銀杏も結えないほどのスピード出世です。
来場所は、幕内で初の大銀杏姿がみれるかな?

注目していた宇良(うら)は六勝九敗。
途中、五連敗があり心配しましたが、今日の相撲は宇良らしい機敏な動きで躍動感ある相撲が取れていました。
今場所の負け越しを教訓に、また来場所頑張って欲しいです。

アキレス腱断裂の大怪我での休場明けの安美錦(あみにしき)。
正直、これ以上怪我を悪化させなければ万々歳だと思って見守ってきましたが、千秋楽でまさかの嬉しい勝ち越し。
番付はかなり下がってしまっているので、来場所の幕内復帰は難しいですが、来場所にそれなりの成績を上げれば、幕内復帰できる番付までは上がるはず。
思ったよりも、幕内復帰が早まるかもしれません。
お休み中に怪我を治して、強くて巧い相撲をたくさん見せて欲しいです。

先場所負け越し、どうしたかと心配していた佐藤(さとう)は、今場所は今場所も二連敗からのスタートで心配しましたが、終わってれば10勝5敗の二桁勝利。
来場所は新入幕が目指して頑張って欲しいです。

今場所を見てつくづく感じたのは、怪我の怖さ。
怪我であれだけ苦しんでいた豪栄道や遠藤が、怪我が快方に向かった途端にこの成績。
今場所幕下優勝の山口(やまぐち)も序ノ口優勝の舛ノ山(ますのやま)もかつては幕内まで上がったものの、怪我で番付を下げていましたが、やっと復帰できた様子。
逆に、あれだけ強かった照ノ富士(てるのふじ)が膝を怪我してからというもの、今場所も4勝11敗と信じられないような成績。
逸ノ城(いちのじょう)も千代鳳(ちよおおとり)も誉富士(ほまれふじ)も怪我で休場。
幕内で活躍していた大砂嵐(おおすなあらし)も怪我で苦しみ、豊ノ島(とよのしま)は今場所も全休で、来場所は幕下まで番付を下げる見込み。
本当に怪我は怖い。
横綱白鵬(はくほう)があれだけの記録を打ち立てられたのも、圧倒的な怪我の少なさ。
体質だったり、鍛錬だったり、運だったり、いろんな要素が絡み合ってのことなのでしょうが、怪我で満足に相撲が取れないことほど、悔しいことはないと思います。
怪我をしたくてする力士はいないですが、本当に、みんなが怪我をせずに15日間を終えられるのが、一番の願いです。
今、怪我している力士の怪我が一日でも早く癒え、本来の元気な相撲を見せてくれるよう、願ってやみません。
今場所は特に休場の力士が多かったので、来場所は全員出場できたらいいな。


そんなわけで、来場所は一年の締め括りの九州場所
白鵬も帰ってくるでしょうし、豪栄道の綱取りに高安の大関昇進の行方は?
遠藤、勢(いきおい)、千代の国・・・(以下略)書ききれないくらいの個人的ご贔屓力士の活躍は?
今から楽しみで仕方ありません。
とりあえず、明日からの相撲ロスの埋め方を考えたいと思います(笑)


それでは。

↑幕内優勝表彰式の注目ポイント(笑)