今日の良かったこと

思いついたことを思いついたままに綴っていきます。タイトルに意味はありません。

平成二十七年九州場所が終わりました

↑二場所連続受賞!!


こんばんは、りょうです。

久しぶりに三横綱が揃ったり、初日から横綱鶴竜が負けたり、二日目には横綱日馬富士が負けたり、横綱白鵬が猫だましして物議を醸したり、北の湖理事長が逝去されたりと、いろんなことが起こった今年の九州場所が終わりました。
一時は白鵬の独走かと思われましたが、日馬富士がぴったりと一敗で後を追い、十三日目に自ら白鵬を倒して一敗で並び、十四日目に弟弟子の大関照ノ富士が白鵬をくだして単独トップに。
そして千秋楽。
結び前の一番で、日馬富士大関稀勢の里相手にまさかの黒星。
誰もが二敗同士での優勝決定戦が行われると思った結びの一番。
横綱鶴竜が意地を見せたのか、白鵬まさかの黒星。
同じく二敗で千秋楽を迎えていた平幕の松鳳山も、安美錦に破れていたため、そこで横綱日馬富士の二年ぶり七回目の優勝が決まりました。
優勝に絡んだ力士が千秋楽で全員負けるという、まさかの展開。
優勝した日馬富士も「負けたから優勝した気がしない(意訳)」とボソリ。
なんというか、多少の消化不良感はありますが、それでも、日馬富士白鵬鶴竜の二横綱と、琴奨菊豪栄道という二大関を破って、自らもぎ取った立派な優勝であります。
おめでとうございます!!

日馬富士ファンの長男はじめ、我が家はみんなで日馬富士を応援していたので、大喜びであります。
優勝インタビューも人柄が表れていて良かったなぁ。
十四日目、怪我をしてるはずの照ノ富士が白鵬を破るシーンも痺れた。
またもや伊勢ヶ濱部屋の絆を感じました*1

それにしても、気がかりなのは白鵬
十三日目に日馬富士に負けてから三連敗。
その前の猫だましを含め、どうしちゃったのかなぁ。
まだ、怪我の状態が万全でないのか、稽古不足で後半息切れしてしまったのか。
特に昨日と今日は、らしくない相撲にみえたので、少し心配です。
一月場所には、完全復活の白鵬が見られますように。

完全復活といえば、照ノ富士も。
膝の怪我が治りきっておらず苦しい場所でしたが、終わってみれば九勝六敗と、そこそこの成績。
怪我もなんとか悪化させずにすんだようだし、一月場所には元気な相撲を見せて欲しいです。
同じく、今場所ふるわなかった遠藤も、来場所は爆発して欲しい。
怪我で途中休場の琴奨菊豊ノ島、大砂嵐も、早く怪我を治してね。
みんなが、万全の状態で一月場所に臨めますように。

さて、三賞は十二勝三敗で最後まで優勝争いについて名を連ねていた松鳳山と、同じく十二勝三敗だった勢が敢闘賞。
成績は八勝七敗でしたが、低い体勢から相手の懐に潜り込む技のうまさが光った嘉風が技能賞を獲得。
勢と嘉風は先場所に引き続き、二場所連続での受賞です。
今場所の成績により、来場所は嘉風は関脇に、勢と松鳳山は小結になるのではと予想されています。
勢は、ここ二場所とても内容がいい相撲を取っているので、来場所、横綱大関にどれだけ通用するのか、今から楽しみです。

今後の注目力士としては、おそらく、今日一番の盛り上がりをみせたのではないかという、幕下の優勝決定戦で惜しくも敗れてしまった宇良(うら)。
今までも名前は聞いていましたが、相撲をみたのは今日が初めてでした。
小柄ではありますが、その軽量を活かした意外な動き、土俵際の粘り、何かしでかしてくれそうな雰囲気がプンプンします。
NHKの中継で向正面の解説をしていた舞の海が、とても褒めていました。
来場所はまだ幕下だと思いますが、トントンと勝ち進んで、来年には幕内まで上がってきて欲しいです。
それから、新入幕の御嶽海(みたけうみ)は、千秋楽で勝ってなんとか勝ち越しを決めました。
まだ髷も結えてない力士ですが、これからの活躍に期待したいと思います。
また、十両で優勝した正代(しょうだい)は、来場所は幕内に上がってくると思われます。
幕内で、どこまで通用するのか、楽しみです。

これで、平成二十七年の本場所の取組はすべて終了しました。
次は、平成二十八年初場所
白鵬の強さに翳りが見え始めた今年。
来年の世代交代はあるのか?
まだまだ白鵬の時代は続くのか?
日馬富士鶴竜横綱としての意地を見せるか?
照ノ富士、稀勢の里の綱取りはあるのか?
勢、嘉風の活躍は?
来年も、ますます目が離せません。

相撲に少しでも興味をもった皆様は、ぜひ来年こそは相撲観戦を!
チャンネルはNHKで!!!


それでは。

↑必見。

*1:五月場所の照ノ富士初優勝の時は、千秋楽で日馬富士白鵬を破り、優勝が決まっている。