↑結局のところ、これかしら・・・。
こんばんは、りょうです。
アエラのワーママ白書にウンザリした女子たちへ - 街場のワーキングマザー日記
アエラのワーママ白書にうんざりしたのでいい事だけ書いてみた - poco blog
こちらの二つの記事を読みまして、思ったことをツラツラと。
本当は、お二人のように「ワーママってこんなに素晴らしいよ!」っていう記事を書きたかったのですが、私は正直、本当は専業主婦でいたいけど、経済的な事情で仕方なく働いている人間なので、そんなキラキラしい記事は書けそうもありません。
ワーママ特集を読むと必ず感じる違和感
私は、上記二つの記事で取り上げられている
アエラは読んでいないのですが、お二人の記事から推測するに、よくネット上とかで読むワーママ特集の記事とそう大差はなさそうだな、と感じています。
大抵のワーママ特集の記事の中にいるのは、
私、家事も育児も頑張って、重役になっちゃいました♡
とか、
私、育児しながら海外出張もこなしちゃいます♡
とか、一体アナタ以外の誰が真似できるんですか?って程のハイスペックママか、
待機児童問題で、区役所に抗議しに行きました。
とか、
保育園で子供がひどい仕打ちを受けていて、子供と二人、涙しました。
とか、
職場でこんな嫌がらせを受けました。
とか、
ワーママってだけで優遇されてて、しわ寄せがこっちにきてるのムカつく!!
みたいな、ゲンナリするほど後ろ向きの記事が多いんですよね。
前者は、ワーママの素晴らしさをアピールしたいのでしょうが、はっきり言って
パンピーの私からしたら「
絶対無理・・・」としか思えない。
そして、ワーママ以外の人がこの記事を読んで、ワーママの基準をここに設定されたとしたら、たまったもんではありません。
そんなスーパーママ、滅多にいないのに、「この記事に載ってる人はこんなにできているのに、キミはどうなんだ?」とか言われたり、思われたりしてもねぇ。
後者は、「あぁ、こういうことってあるよねぇ・・・」と、共感して読める部分はありますが、やはり読み終わった後に暗澹たる気持ちになるばかりで、全然前を向けません。
どちらも、これから子供を産むかもしれない女性が読んで、「よし!私も子供を産んでバリバリ頑張るぞ☆」とは到底思えませんよね・・・。
どちらかといえば、お二人のおっしゃるとおり、「いや、こんなの無理・・・。子供、産まないでおこ」ってなりますよ。
百歩譲って、専業主婦にしてくれるような財力のある男性と結婚できたら、産んでもいいかなー、程度ですよ。
ワーママ特集に限らず、子育てを取り巻く環境を特集した記事も、「保育園の騒音問題」「電車内のベビーカー問題」「マタニティーマークへの嫌がらせ問題」「ママカースト問題」「PTA誰もやりたがらない問題」などなど、ため息の出るようなものばかりですしね。
あぁ、どうしてこうなった?
でも、実際には共働き世帯はどんどん増えているわけで、ワーママもどんどん増えているわけで、その人たちがみんな、毎日を暗澹たる気持ちで、ストレスフルに必死で家事と育児と仕事に追われているのかといえば、必ずしもそうではないわけで。
必要に迫られて嫌々働いている私だって、もちろん大変な日や、疲れちゃう日や、ストレス溜まっちゃう日もあるけど、じゃあ、専業主婦と比べて不幸なのかと言われればそうは思わない。
専業主婦だって、一日中子供と向き合って、疲れる日も、イライラする日もあるだろうし、突き詰めちゃえば、子供のいない人だって、みんなそうじゃない?
なんで、ワーママ特集となると、ハイスペックママか、ワーママって大変記事に偏るのか考えてみると、もしかしたら、
「私たち、頑張ってるでしょ?」ってアピール
なのかなぁ、なんて思ってしまった。
ワーママって、なんか、頑張りに対しての評価が低い気がしてるんですよね。
仕事での評価って、端的に言えばお給料だと思うんですけど、時短とかを使うと、もちろんお給料は下がるし、産休育休が昇級の妨げになってしまう場合もある。
かたや育児の方は、一日の半分以上は保育園に預けているわけで、専業主婦並みに子供と接していられるかというと、難しい。
お迎えから寝かしつけの時間までがタイトで、結局「早くしなさい!」で一日が終わってしまう・・・。
家事に関しては言わずもがな。
畳めない洗濯物、散らかった部屋、手抜きばかりの料理・・・。
どれをとっても中途半端、こんなに頑張ってるのに報われない・・・、そんな気持ちが、ワーママの心の奥底には巣食っているのかもしれない。
だからこそ、ハイスペックママを紹介して「仕事も育児も家事も頑張ってます!」アピールの記事や、「ワーママってこんなに大変なんですけど、そんな中でも私たち頑張ってます」アピールの記事になっちゃうのかなぁ・・・。
そしてまた、やっぱりワーママって大変っていうのも、どんなに綺麗事をならべてみてもそれが実情なんだよね。
ワーママが気楽に仕事も育児も家事もやるには、旦那さんの理解と、職場の理解と、保育園(学校・学童)の理解と、実家の理解と、世間の理解がないと、なかなか難しい。
そして、旦那さんの理解があっても、シャチクであるために全く家事育児に参加できないケースもあるし、実家の理解があっても、遠方だったり高齢だったりで実際の協力は難しかったり、まぁ、これでもかってほど壁がある。
でもね、それでも私は、子供を産んで良かったなー、と思っている。
もし、過去を遡って子供を産む前の自分に戻れたとしても、子供を産みたい。
それくらい、子供ってかけがえのない存在。
もしも、ワーママ特集とか読んで、子供を産むのを躊躇してる人がいたら、ぜひ産んで欲しいと思う。
決して楽な道ではないけれど、それでも、子供は、かけがえのない何かを与えてくれるから。
それだけは、言えるなぁ。
まぁ、大変だけどね(笑)
ワーママって一口に言ってもいろんなワーママがいるから、ワーママ特集なんかに惑わされず、自分らしいワーママライフを歩んでいけたらいいんじゃないかな、と思いました。
頑張らなくてもいいじゃない。
他人と比べなくてもいいじゃない。
私は私であなたじゃないし、できることもやりたいことも違う。
子供がいたっていなくたって、仕事してたってしてなくったって、毎日笑って泣いて悩んで喜んで。
明日も一日、私らしく。
なーんつって、うまくまとめられなかったので、ポエマー気取って、ごまかして終わります!
それでは。